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亡き夫の供養の為に別姓にその1

私は50代の女性です。40代の時子連れ再婚しました。子連れ再婚と言っても3人とも成人しており、3人の子供は父親と一緒に住む、一人暮らしを始める、など自分で生き方を決め、私の夫とは「母の再婚相手」
として仲良く過ごしていました。
その子供も次々結婚。子供が生まれ、夫は
「俺にとっても孫だ」
大変可愛がってくれ穏やかな日々でした。
その夫が56歳で急死。
持病も何もなく私が帰宅したら倒れており、病院に運んでも手のほどこしようがなく、そのまま数日で亡くなりました。
泣く暇もなく、通夜、葬儀。
現実が受け入れられず呆然としている暇もなく、49日の法要。
夫は所謂本家の長男でした。
「鈴木家(仮名)の法要なのだから」
当地では冠婚葬祭にとてもお金がかかります。
亡き夫の両親の法要も、夫婦あわせての収入2カ月分は毎回掛かっており、「他所から来た嫁に両親の法要をしてほしくない。私がします」と義父母の遺産全て相続した義妹は
「でもやっぱり法要は長男の務め」一円もだしてくれず、
非常にきつい出費でしたが夫にも私にも良くしてくれた義父母のためにと法要だけではなく、盆や彼岸も二人分のボーナスがなくなる程の出費。
しかし何とか二人で働けば何とか食べては行けるのだからと鈴木家の先祖供養は欠かさず親類の皆さんをもてなしやって参りました。
49日の法要時。
夫の叔父にあたる人から
「女所帯になったが、法要は必ず今まで通り。それが長男の嫁の役目だ」
それではとても生活出来ません。
何とか法要の簡略化を許して欲しいとお願いしても聞き入れて下さいませんでした。

その2に続く

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