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亡き夫の供養の為に別姓にその3

しかし、そこから世間の厳しい声にさらされる事になりました。
「夫が死んだらさっさと名字を変えた」
「夫の事好きじゃなかったんだろう。好きだったら無理してでも法要もするし名字を変えるはずない」
「鈴木家とさっさと縁を切ってけしからん嫁だ」
夫と結婚し、私が鈴木姓になったことを亡き夫は本当に喜んでいました。
私も亡き夫と名字を別にし、喜んでくれた亡き夫を裏切った思いで身を引き裂かれる思いでした。
しかしこうまでしないと法要や先祖供養の出費で女一人食べては行けないのです。
私は今も亡き夫が大好きです。
毎日毎晩遺影の前に亡き夫の好物を供え、二人で話ながら食事したり飲んだり。
生前と違うのは夫からの返事が無いだけ。
今でも夫は私と一緒にいてくれると信じています。
ですが、生活出来ないほどの法要から逃れるには、
鈴木家の長男の嫁という立場から逃げるためには亡き夫と別姓になるしかなかったのです。
私は今もまごうことなく亡き夫の妻だと思い、暮らしています。
別姓になったからこそ私の身の丈にあった夫と夫の両親の供養が自分で出来るようになったのです。
ですが、世間は
「死んだあと離婚しやがった」
「夫の供養が面倒だから逃げたに違いない」
と非難されるばかりです。
姓が違うと夫婦では無いのですか?
夫婦として妻として夫の供養してはいけませんか?
鈴木家の墓に夫を納骨し、鈴木家の人には内緒で分骨し、夫を手元供養しています。
私が死んだ後、私のお骨と一緒に永代供養をして欲しいと3人の子供に頼み、名字など関係ない天国で夫と又夫婦として暮らしたいと思っています。

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