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亡き夫の供養の為に別姓にその2

その上
「あんたが亡くなったらあんたの子供に鈴木家の法要一切を頼むことになるからそのつもりで」
私と夫の間に子供はいませんでしたから、先の夫との子供に鈴木家の先祖供養一切を任せると言うのです。
仏様は増える一方です。
これでは私が家を売ってお金を作っても足りません。
私の子供は夫とは養子縁組は勿論していませんし、一緒に暮らしたこともないのです。
その子供に夫婦二人分数ヶ月の収入が掛かるような鈴木家先祖代々の法要をさせる訳にはいきません。
私の子供は私の先の夫が亡くなったら自分の父の供養もする身です。
何度も法要を簡略化させてほしい、私の子供に法要を継がせないで欲しいと何度も頭を下げ親戚を回りましたが許して貰えず、
一回忌の段取りを親類がする前に、と
「姻族関係終了届」
を出し
「私はこれからも生きていかなくてはなりません。罰当たりの私と縁を切ってください」
しかし
「あんたは鈴木だろう?鈴木である限り長男の嫁のつとめは果たして貰う」
もう打つ手はこれしかない、と複氏の手続きをし、生まれた時の姓に戻し
「田中(仮名)となった私が鈴木家の先祖供養は出来ません」
罵声を浴びましたがなら仕方がない、と鈴木家の法要は義妹の役目になりました。姓が鈴木で無ければ夫の供養はもう出来ないのだろうか?この会に相談させて貰ったら住職様に繋いで頂き、「名字と供養は何の関係もありませんよ。妻としてこれからも供養なさってください」と教えて貰い救われました。その3に続く

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