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家名継承問題は通称使用では解決しません

97%近くの女性が婚姻時に改姓している今。

大切なご先祖様が何代にもわたって大切に子孫である私に引き継いできた姓。

それが女の子ばかりの兄弟だと、婚姻時に相手に改姓してもらいたくても難しく、仕方なく改姓し、大切な先祖が引き継いだ姓を絶やしてしまいました。

よく「家名を絶やすって何?」「よく生まれた子供を祖父母と養子縁組しているじゃない。それじゃダメなの?」

よく聞かれますが。

子供を養子にした場合、実の親はその子に対する親権を失います。

養子縁組には養親の介護義務、扶養義務、相続権があるので周りの親族の理解が得られないと難しいのです。

子供が生まれてもその時継がせない姓の人(大抵は子供にとって祖父母)が生きているとは限らず、亡くなって除籍になっていれば姓を継がせるのが不可能です。

家名継承?今、制度も無くなったのに何を継ぐの?

と言われる方に聞いていただきたいです。

想像してください。

宝石でもいい。掛け軸でも、骨董品でも、土地でも。

あなたの大切な祖父母や両親が

「これはお前のおじいちゃん、おばあちゃん、そのまたおじいちゃんおばあちゃんが代々うちの家宝として大切にしてきたんだ。お前に渡すから大切にしてくれよ」

それを法律が

「結婚するのだったらそれは捨ててください」

となったらどう思われますか?

姓を継承で苦しむ人は、現在結婚する時それを否応なく捨てさせられているのです。

「選択的夫婦別姓制度」があれば。

それは捨てなくていいのです。

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